代表鈴木孝枝のコラム 「認知症が3人に1人の時代へ。介護が企業にやってくる」 | 2015/3/5 |
先日、週刊ダイヤモンドで発刊した 「3人に1人がヤバい!認知症社会」。
多くの人が手にとっているようで、 関心の高さが伺えますね。
2025年には統計的には1314万人、
高齢者の3人に1人が認知症、もしくは軽度認知障害になると言われています。
一般的に介護、と言うと「高齢者介護」のイメージがありますが、
多くの人が「自分の親世代」と思っているようです。
2025年、今から10年後、 あなたは何歳になっていますか?
保険制度的にいえば65歳~がその対象ですが
「あれ、自分も高齢者だよ」なんて人もいるはずです。
「あれ、お兄ちゃんもお姉ちゃんも高齢者だよ」
この問題、他人ごとではないのはお分かりですよね。
実際には、糖尿病、高血圧などの生活習慣病にかかる人の割合から、
若くしてアルツハイマーなどにかかってしまう人も増加すると言われています。
企業としては、ワークライフバランスという名のもとに、「育休制度」の充実を図ってきましたが、
これからは「介護休暇制度」などを再検討する必要性が出てきます。
なぜなら、介護休暇は育児休暇と大きく違う前提があるから。
それは「(介護の)終わりがわからない」ということです。
ある統計によると介護休暇を取りたくても取れないのが、
50代以降の男性という傾向も出ています。
50代と言えば、会社の中では決定権者も多くいる世代。
彼らに降ってかかるのが「介護と仕事の両立」なのです。
さて、他人ごとではない、このテーマ。
新卒採用も大切ですが、未来を見据えて、今のうちから情報収集をすることが大切なように思います。
最新のメルマガでコラムを読みたい方はこちらからご登録ください↓
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=fino&MagazineID=1&MoreItem=1