代表・鈴木孝枝のコラム 「新入社員を育てている人に贈る“かきくけこ”の法則」 |
2013/4/12 |
「この会社でもっと頑張ろう!」
というモチベーションを維持するための要素として、大切なのは人間関係です。
そこで、今日は新入社員の育成に使えるある法則をお伝えします。
もちろん、普段の生活の中でも十分に使える内容です。
是非、一度読んでみてください。
相手に「尊重されているな!」と感じてもらう“かきくけこの法則”
■か:Comfortable Communication
大事な話をしたいとき、相手によって座る位置を変えることによって
自分の印象を変えることができます。
会社の先輩や上司など、自分が構えてしまう相手の場合、
自分の座る位置を並べて、双方のひざが90度になればOK!
目線が極端に交差しないので和やかな雰囲気が出ます。
相手に有利になりたいときには真正面から向かい合うよりも、
相手の利き腕側に立つか、もしくは座ってしまうとさらにBetterです。
面接(対面)スタイルは圧迫をかけるので話し合いには向いていません。
■き:Give informed consent
いちばんいいのは「うなづくこと」。
人間だれしも自分の話を聞いてもらいたくてウズウズしているのです。
相手は自分の話に納得してもらうと、本能的に「受容された」と認識して心の窓が開きます。
ただし、「うなづく」ことと「そのとおり!(共感)」では意味が違いますので臨機応変に。
■く:Question, Question, Question
相手の話の中から納得いかないフレーズが出ると
自分の頭はその人を拒絶してしまいます。
ですが、ちょっと待って。
大事なのは「その人」がNGなのではなく、
その言葉の使い方や行動の出し方、すなわち「起こった出来事」ではないでしょうか。
「人」に「?」を出す前に
「出来事」に「?」を持ちましょう。
■け:“CARE” is Beautiful !
人にモノを頼んだ時は自分が思っている以上に相手に心配りを。
人は時にして「この位出来るだろう・チャレンジだ!」と思ってしまうことがあります。
でも相手にしてみれば「壁」にあたっているわけですから、
そんなときは声掛けをしましょう。
「どう?わからないことがあったら具体的にきいてみて!なんでもこたえる!」
仲間うちが小さなシワを眉間に寄せていたり、
家族がちょっといつもと違う行動をしたりと、アラームがでていたら要注意。
小さな声掛けが壁越えのヒントになるのです。
■こ:Communication for Mind
実はこれが一番大事です。
心の直感とは、常に磨かないと曇ってしまうものです。
相手に対して何かを聞く時に
「感謝する・褒める・”チャンス”の機会を逃さない」
この3つを常に頭に入れておく必要があります。
相手がいないと、話もできません。ですので、まず存在に感謝。
相手がスムーズに話しできるよう相打ちとともに「褒める」ことも大事。
そして、相手との関係や御礼をするための自分との関連を見つけるのが
チャンスの機会をとらえて「実行」することです。
当たり前のことが、なかなかできないのですが、
原点回帰、自分が働き始めた頃の事を思い出してみるのもいいかもしれません。
人財育成は、まず自分を育成することから始まるように思います。
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