先日、お客様から、緊急のお電話がなりました。
「孝枝さん、急なのですが、
マネージャーが2名退職したいと
言ってきまして、緊急対応が
必要になったんです!」
1人はかなり要のお仕事をされている方で、
自分のスキルアップで退職を
希望しているとのことでした。
もう1人は、結婚退職です。
家族側だったら
「頑張れ!応援してるよ!」と
言ってあげたいところですが、
会社としては正直、痛手。
この後、抜けた穴をどうやって
埋めればいいのか、
ちょっと、焦ってしまっている様子も
伺えました。
そこで、私がアドバイスしたのは、
主に3つです。
1.ピンチはチャンスととらえる
2.対策をとかく焦って行ってはいけない
3.ピンチの原因をキチンと把握する
今回は、「ヒトの退職」がピンチの元ですが、
様々なピンチにあてはめられますから、
置き換えて読んでください。
1.ピンチはチャンスととらえる
については、
大体多くの人が「どうしよう!!!」と
いう状態にハマってしまいます。
そこで、私は
事実は変わらないのであれば、
このピンチをよりよく着地させるために
やれることを洗い出すように
お伝えしています。
例えば、
人が抜けると仕事がとまる=仕事が属人的
というリスクがあるわけで、
そこを改善するチャンスととらえます。
2.対策をとかく焦って行ってはいけない
「早く穴埋めしなきゃ!」と
気持ちが焦ると、目が曇ります。
すぐに来てくれるならば・・・
「ま、いいか」という妥協や
「やれるかも!」という変な期待で
採用ミスすることが多々あるのです。
採用は、その時の市場の流れで
動向が変わります。
そこで、
私に必ず、採用前に「相談」して頂きます。
客観的に、
会社にとって、現場にとって、経営者にとって、
メリット、デメリットを
質疑応答するのです。
すると、たいていの方は
「よくよく考えると、
今までこのタイプは採用しなかった」
「何とか!という思いが先行していたけれど、
入社してからの方が大変だと気付いた」
と、採用に沿わない人をもう一度見つけられます。
3.ピンチの原因をキチンと把握する
これは、経営者として、かなりシビアに
確認すべき事項と思っています。
何か、火種があって退職するのか、
何か、問題があって退職するのか、
この、マイナス要因で退職する場合は、
気をつけなければなりません。
なぜなら、
この問題が膨れ上がった時に、
大量離職に繋がってしまう可能性があるからです。
プラスの退職は、退職後、会社のファンになってくれたり、
支援者になってくれるので、OKです!
さぁ、ピンチに勝つためのポイント、お分かり頂けましたか?
是非、自分なりにチャレンジしてみてください。
何か???がありましたら、メールマガジン読者には
質問にお答えしていますので、
ドシドシ!お寄せ下さいね^^
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