今日は、あるお客様から相談があった、「仕事の引き継ぎ方」のお話。
『これぞ!と見込んで、仕事を一生懸命教えたのはいいけれど、
辞めるって、いいだしてさ・・・。ホント今までお金を掛けて、
研修させたり、仕事を与えて成長させてきたことがなんだったのか・・・」
心中、お察しします・・・。
人は悲しいかな、「辞める」という選択を誰でもします。
正社員だろうが、アルバイトだろうが、業務委託だろうが、
どんなスタイルを取っても、
自分以外の人は、辞めます。
ですから、育成し、人に仕事を与える、ということだけをしている限り、
その人が辞めてしまった瞬間、仕事が止まってしまうということは
よく発生してしまうんです。
これは、リーダーという役割を持っているのであれば、
必ず肝に銘じておかなければならないリスクです。
そこで、私がお客様に人のしくみ作りをする上で、
アドバイスしている大切なポイントを1つご紹介します。
それは、
「人に仕事をつけるんじゃない、仕事に人をつけるんだ」
という考え方です。
例えば、営業事務、という仕事があったとします。
一般的には、この営業事務をやってくれる人を「採用」「育成」し、
ハイパフォーマーに担当させて、任せると、仕事がスムーズ。
しかし、少数精鋭、人が足りない、という状況を常に抱えている
環境のリーダーは、何かの理由で、この担当が抜け落ちると、
あっという間に仕事が止まります。
そこで、私は営業事務という仕事の解剖作業から始めます。
どの部分を属人的にお願いすべきか。
どこをシステム化すればよいか。
どのように、業務を効率化すれば、人に仕事がつかないか。
この作業を進めると、
仕事が細分化し、レゴブロックのように、
組み立て直すことが出来ます。
すると、仕事ごとに「より効果のある」人員配置ができ、
仕事に人をつけるというスタイルが実現します。
例えば受発注に関して、
属人的だったことをルール化し、しくみ化すると、
今まで1人でやっていた仕事を複数人で担当することが出来、
一人かけても、何とか、次の間までに
つなぐことが出来るからです。
人が辞める、ということは痛みを伴いますが、
ピンチはチャンスなんです。
1. 無題
記事読みました(^^ゞ記事の書き方など参考にさせてください!なのでまた遊びにきます(_≧Д≦)ノ彡☆♪またの更新を楽しみにしています♪
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