人の管理をする、と聞くと、どんなことを連想しますか?

人事異動、採用、退職、育成、モチベーション、
日々の業務管理、、、

仕事で人の管理に深くかかわるようになるのは、
役職者になってからの方が多いと思います。

 

 

大手企業にお勤めのKさんは、現在、課長を務める40代。

バブル崩壊後の就職氷河期を経験し、基本的には
「頑張って働けば給料が上がる時代は過去のこと」と
分かっている挑戦マインドがフル活動中のビジネスマンです。

Kさんが、役職者になった時に、知人を通してご紹介頂き、
しくみ作りについてご質問をいただきました。

「多分、世の中の課長・部長、のほとんどがそうだと思うんですが、
だれも人事については勉強しないまま役職者になっていると思います。
人の管理をどうすればいいかなんて、誰も教えてくれないし、
多分、僕の上司も知らないですよ(笑)。」

というのも、役職者となり、10名を超える部下がつき、
半期に一度は目標管理面談、評価面談をすることになったり、
予算を達成するために課全体の方向性を合わせたり、
退職があと数年に迫り、向上心がなくなっている年上の部下の対応に悩んだり、
「それは、私の仕事じゃありません!」と事務職から訴えられたり、、、

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と、売上を上げることが必須課題なのにもかかわらず、
人の事で手いっぱいになっている状態なのだそうです。

どうやれば、結果が出やすいのか。
どうやれば、自分らしく管理しやすいのか。

とにかく、自分のチームのメンバーは、
何があっても守る!と男気たっぷりなKさんの
口癖は

「メンバーが楽しく仕事が出来るようにするにはどうすればいいか」。

そこで、約2時間を掛けて、現在Kさんが担当している部署の課題、
Kさんが半年後、1年後にクリアしたい数字をご説明いただきました。

そして、Kさんが人の管理で本当に悩んでいることの
「原因」を突き詰めることが出来ました。

それは、
「場や、人を同じ方向に導くためのファシリテーション能力」
「人事をする上での心得」
「時間管理・ダンドリ力」

が十分でなく、早急に鍛える必要があることでした。

そして、どのようにこの3つをレベルアップしながら
しくみを構築していけば、人の管理も、コミュニケーションも
出来るのか、青写真を描いていきました。

約半年のスケジュールが決まり、
やることが見えたKさん。

「人事を直接遠慮なく相談できる人を、
見つけられて、
僕はやはりツいてるなと思います(笑)
他の人はセミナー回ったり、人に聞いたりと、
自分だけで解決しなければいけないんですから。
明日から、早速課内に周知して、スタートさせます!」

眉間にしわが寄っていたKさんの晴々としたお顔が
印象的でした。

現在、2週間に1回ペースで、しくみ作りを進めていらっしゃいます!

自分のやりたいことを、今ある現場の中で実現していく。
そんなご支援が出来ているのだなぁと思った、事例でした。

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