自分の思い、やりたいことを形にするために、
決断をしてスタートしたはずなのに、
思ったように進まない。
理想と現実のＧＡＰに
じれったさを感じたことはありませんか？
Ｓさん（女性 ３０代）は、早い時期に独立され、
一つの事業は安定経営をしている敏腕経営者。
節目を迎えたとき、ご自身が昔からやりたかった
社会貢献事業に乗り出しました。
多くの人から愛されるキャラクターと、
持ち前の明るさ、
人を巻き込んでいく天性もあり、
支援者も多く、事業は幸先よくスタート。
しかし、実際に事業を運営するとなると、
自分の得意分野は活かせても、
それまで培ってきたものとは
別の能力が必要であることに気付いたそうです。
それが、「事業を動かすしくみ作り」でした。
「私は自分の思いを形にするために会社をつくりました。
しかし、実際それを展開していくための手法がわからずに
孝枝さんに救いを求めました。
というのも、彼女とのお付き合いのなかで、
ビジネスにおける彼女の能力は相当なものだと感じていたからです。
「あなたの場合は体験したほうが早いですね！
１つ、覚悟してやりますか？」と、
ある新規のプロジェクトにコアメンバーとして快く受け入れてくれました。」
色々相談したうえでのことですが、まずは、
言葉ではどうしても感覚がつかめない、とおっしゃる
Ｓさんのために、これは言うよりも行うが易し！と判断。
１歳になったばかりの小さなお子様と、
もう一つの事業経営、そして、家庭・プライベート。
どう考えてもきついのは承知の上で
弊社が抱えていた大きなプロジェクトに
運営メンバーとして参加することにより、
ご自身で肌感覚で体験をしていただくことに。
男気すら感じる、強い決断でした。
チャレンジ内容は、プロジェクトマネジメント。
約２カ月の間に４００名近い集客、イベント企画、
金銭的・人的など様々な交渉を私の間近で
サポートしながらチャレンジして頂きました。
まさに山本五十六を現実に再現している状態です（笑）。
素晴らしかったです。
Ｓさん、投げ出さずに、完走されました。
「ゼロベースからどのようにイベントを立ち上げていけばいいのか、
を間近で見たのですが、派手なプロジェクトの裏にあったのは、
気の遠くなるような「地味な作業の連続」でした。
人はとかく、派手な瞬間ばかりをその人のすべてと思いがち。
でも輝く瞬間の裏にはそのような、地味な根気がすべてのような
「努力」があるのだと改めて知りました。
できる限り、お客様全体だけでなく、
お客様の一人ひとりに対して「真摯に向き合うこと」。
来てくださるお客様の望むものをプロジェクトの中の
あらゆる場面にちりばめる。
それを地味な作業のステップの中できっちりと表現する。
孝枝さんはそれを見事にこなしていたのです。
つまり愛！そう、愛なんですよね。
これは「いかに顧客をいかに理解しているかが試される」と思いました。
プロジェクトは大成功。
確実にひとりひとりのお客様の心に届けたいコンセプトが
直接響いたことと思います。
もちろん「愛」だけでなく
「ビジネス」の面でもきっちりと収益を上げていました。
ビバ！孝枝さんです。
でも、だからこそ、私自身に「やれるじゃん！」と自信がつきました！
あれだけの細かな作業でも、私なりにこなせば、
きっと愛を伝えられるとわかったから。
でも言うは易し。プロジェクトに対する愛、ひたむき、
何を伝えることが愛なのかを明確にしておくことが絶対大事なのです。
私自身、プライベートや子育てとの両立は正直、凄い大変だったけれど、
こんな機会をくれた孝枝さんに、とにかく感謝しています。」
やってみなければわからない。
これは正直なご感想だと思います。
やってみようと決めた機会をどう創出するか。
いかに実る努力をするか。
しくみ作りに正解はありません。
だからこそ、その人なりのしくみを創っていく必要があるんです。
Ｓさんは、また新たなチャレンジに打って出るようです。
心から、そのチャレンジを応援したいと思っています。
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