経営戦略の人的分野、

ツヅクしくみ作り、ツナグ人育てで

経営者・起業家のために
事業の発展と持続可能性を支援する

人事戦略コンサルタント、鈴木孝枝です。

 

 

「あなたに頼みたい」から、
「あなたの会社に頼みたい」に変える
小さな会社の社長の分身づくりセミナー」
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さて昨日に引き続き、

自分伝承アカデミー創設メソッドの

3つのステップの

2つ目をご紹介していきます。

 

 

先日のブログで

「人育てをする時に、よくありがちなのは
「スキル・ノウハウ」のみを伝えること。」

 

とお伝えしました。

 

例えば「想定内」の後継者育成で連想すると、

マニュアルを作り、
誰でも使えるようにスキル・ノウハウを
標準化する

のが一般的。

 

確かにそれはいいのですが、
この方法で教育すると

 

「考えて応用する」力がどんどんと
なくなっていってしまいます。

 

ひとつ例を挙げてお話ししますね。

ある人材紹介会社で取り入れた
「人財育成」について
お話ししたいと思います。

 

その会社は、業界でもかなり有名な
人材紹介業をしています。

新人から管理職まで、
いわゆる「出来る」人ばかり。

その会社の出身者は、
転職市場では「当たり!」といわれていました。

 

創業以来、業績は右肩上がりに
伸び、十数年たった時のこと。

その会社で、「出来る人」の
ノウハウ・スキルをシステム化し、
「誰でも出来る」ように
しくみを変えたのです。

人財育成の方法も、個別対応ではなく、

システムを覚える、
マニュアル通りに動く、

ように教育方針が変わりました。

 

そこで起きたのが

「出来る人材」の流出です。

考えるフェーズが管理され、
必要とされなくなった頭脳は、
ほかに新しい刺激を求めるようになりました。

 

次におこったのが

「想定外の課題に対応できない」
社員が増え、
クライアントが離れはじめました。

現場には常に新しい課題が
生まれるのに、
その課題に対して
考えて動くことができる
人材がほとんど育っていない
状態になったのです。

 

事業をするうえで

「事業拡大をする」

ということは必要なことですが、

急な拡大は、社内にヒビを入れますし、

長期的には大きな課題を残すことになります。

 

 

そこで、どのようにすればよいか、というと、

「ノウハウ・スキルとともに〇〇〇もつなぐ」

必要があるということになります。

 

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それは「センス」

このセンスというのは、見えないものであり、

非常に感覚的なもののように思いますが、

私は、とても「論理的」「鍛錬」の上に

生まれているものだと確信しています。

 

NTTdocomo「iD」や
くまモンの生みの親、

慶應義塾大学特別招聘准教授
グッドデザインカンパニー代表の
水野学氏によると

『センスの良さとは
「数値化できない事象の良し悪しを
判断し、最適化する能力」である。』
(『センスは知識からはじまる』朝日新聞社より抜粋)

と、定義されています。

 

これからの時代は、
ノウハウ・スキル、だけではなく、
「センス」も合わせて引き継がなければ、

新しく出てくる人工知能や、ロボットに
仕事をとってかわられてしまうのです。

 

あなたが引き継ぎたい相手は、

人間ですか?

それとも

大量生産できるロボットですか?

 

私は、人間だからこそできる、

共感・感動や、

センスを磨くこと、

そして、未来を描く力を

はぐくむ人育てを応援したいと思っています。

 

明日は、最後の3つ目。

「ビジョン」について、お伝えしていきます。

 

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