自分のビジネスを同志と共に世の中に展開するために
ツナグ人育て、ツヅクしくみ作りでご支援する
人事戦略コンサルタント、鈴木孝枝です。
クライアントと戦略ミーティングを行った時のこと。
今後の展開を描くために「他社との差別化」について
話をしていました。
「このビジネス、似たような会社はいっぱいあって、
どこが他と違うのか、差別化はどうすればできるのか、
正直わからないんですよね。お客様からすれば一緒でしょ?」
と少し困惑気味でお話しされました。
確かに、「同業他社」は世の中にゴマンといますが、
お客様の話し方のイメージからは、
「同じテーブルの上に乗っているんだから」と
既に諦めてしまっているようでした。
その原因は、主にこの3つです。
1 あなたがやっているだけで既にオリジナル、ということに気づいていない
2 同じように見えていると思う、ところで止まっている。
3 自分では気付かない価値は「お客様」が一番知っていることを、知らない。
そこで、こんな風にお話しをしました。
「まずは、お客様にお会いする時に、じっくり自分の良さを聞いてみましょうか」
「えー、今も聞いてますよ?」
「どんな風に?」
「ウチのサービスをなんで選んでくださったんですか?!ですね」
「すると、何て言われますか?」
「いやー、いろいろ同じサービスする会社あるけど、
君の仕事ぶりがいいからサァ。と言われました」
「そこがポイントですよ」
「そこがポイント?!」
「そこがポイントです」
その後、お客様に30分ほど質問や、現状サービスとの
リンクを共に対話し、「付加価値」と呼ばれるものが
明確になりました。
「いいですねー!これで明日っから売りに行きます!」
と、顔が全く変わったクライアントに、
私も心でガッツポーズをしました。
やはり、答えを早く導くには、相手がいると早いですよね^^
自分の右腕として志ある仲間を育成する