経営者って、あれもこれもやることが一杯ですよね。

組織化していると、役割ごとに担当者がいるので、

原則、上手に回ると企業も業績も伸びていくことになります。

 

売り上げを上げる = 営業

商品をつくる   = 企画・商品開発

お金を管理する  = 財務・経理

商品を広める   = 広報・宣伝・マーケティング

志事が増えてくると、自分一人ではさばききれずに、

アライアンスを組んだり、

パートナーを選んだり、

社員を採用したり、

と、必ず「ヒト」が絡んできます。

imege

私が人事戦略コンサルタントとしての肩書きで

しくみ作りを支援しているのは、

経営者の志事の8割は 人の事 で、翻弄されるからです。

誰だって、いい人を採用したい。

誰だって、ハイパフォーマーが社内にいて欲しい。

誰だって、気持ち良く志事のできるパートナーと組みたい。

 

そして、そんなに都合よくはいかないのが現実(笑)

やりたいことが、ボランティアならばいいのですが、

やりたいことはビジネスですよね。

そして、それは、あなたの思いと、覚悟からでてきたことです。

ですから、しくみに参加してもらう人は

あなたのやりたいことに沿う人を

吟味しなければなりません。

しかしですね。

多くのクライアントを見ていると、

人のしくみをつくることを結構「あいまい」に

やっている方が多いのです。


「なりゆき」だったり、

「思いつき」だったり、

「感情に流されて」だったり、

「昔からの縁」だったり、

「友人からの紹介」だったり。

組織作りの一番重要なポイントでもある

「採用戦略」に当たる部分なのにもかかわらず

結構、雰囲気で決めてしまい、

あとからトラブルを起こす場合が

多いのです。

私のクライアントには、経営者の仕事は8割が人事、と

口を酸っぱくして言っています。

客観的にプロの目で、

履歴書・職務経歴書・面談記録をよみとき、

真剣にフィードバックします。

「その採用やめてください」も、もちろんいいます。

最終決断は経営者。

そのメリット・デメリットを経営者のやりたいことに

照らし合わせて、しくみ作りをすることが大切です。