あなたが育ててきた、大切なビジネス。
自分の性格、志事のやりかたに合うような
広げ方は、もう見つかっていますか?
斎藤さん(仮名)は現在40代。会社員から一念発起、
数年前に独立し、会社を立ち上げ、コンサルティングと講演、出版などで、
売り上げも安定し、一人で食べられるまでになった、女性社長です。
彼女は寝る間も惜しんでバリバリ仕事をしている時期もありましたが、
今は、肩パット5枚も10枚も入れて常に戦闘モードというわけではなく、
女性としてのたしなみや、柔らかさを持ちあわせていらっしゃいます。
そして斎藤さんは、
「私の仕事って、斎藤さんだからお願いしたいんだ!という、
byネームで話しが来るのよ。だから、インストラクターとか、認定制度
みたいに生徒さんを作れるものじゃないの。オリジナルすぎるの(笑)」
と仰るオリジナルすぎるメソッドは、
今ある広げる方法では、つないでいくことができないのか?
そこで、まず一緒に、
世の中にある、自分が作ったものを広げていく方法を
並べてみることにしました。
ざっと思いついた順に並べてみると、
これだけでてきました。
・フランチャイズ
・免許制度
・認可制度
・資格制度
・検定制度
・のれん分け
・一子相伝
・インストラクター制度・・・etc
それぞれにはそれぞれのメリットがあり、
自分のビジネスに合ったやり方を
探す必要があります。
一方、これらの方法を何故か望まない方も
いらっしゃるのも事実です。
斎藤さんも含めて、この後継者育成方法を
望まない方々は口を揃えてこんなことを
お話しされます。
「単なるノウハウ・スキル伝授ではなく、
志や思いの方を重点的につないでいきたい」
「自分一人だけが儲かるしくみではなく、
共に豊かになるしくみがいい」
「せっかくつながった縁を、ワンスポットではなく
長く、共に切磋琢磨出来るような関係にしたい」
これらの言葉の裏には、
こんな理由があるのではないかと思いました。
1.自分のコピーを大量に作りたいとは思っていない
2.誰か一人だけにノウハウを伝えようと思っていない
3.ノウハウだけを共有する仲間作りをしようと思っていない
では、このように思っている人が
自分のビジネスを拡大する時には、
どうしたらよいのか?
その答えを探していた時に、
たまたまパラパラとめくったパンフレットの中に、
この一枚の絵を見つけ
何かがはじけた感じを受け、
且つ、静かな確信が満ちあふれました。
これは、「種の起源」を書いた、ダーウィンのメモです。
マインドマップインストラクターの資格を取る時に、
学んだのですが、
最初は1つの「起源」からスタートし、
変化に伴って、分岐し、環境の変化に
柔軟に対応したものが、現在生き残っている
同じ系統であり、起源は一つであるという
読み方をする、と習いました。
このメモに、インスピレーションを得ることが出来たのは、
私は「進化するツナグ人育て」の方法を
時代の変容や環境変化に伴い、
志を受け継いだ方たちが、社会で生き残れるように変容し、
分岐し、様々な場所に飛び立ち、広げるようにすればいいんだ!
そこで、斎藤さんにこんな話をさせていただきました。
-ノウハウは今、この時点からドンドン過去のモノになっていきます。
けれど、起源となった人から、受けついだ人が「志」を核にしながら、
変化に順応し、やり方を進化させていけたら、
ずーっとずーっと残るのではないでしょうか??
これが1つの方法ならば、先ほどの理由も、
1.自分が作ったオリジナルメソッドを
引き継いだ相手の色に染め直されても志が残れば良い。
2.一度教えたら卒業!という先生と生徒の関係の学校スタイルではなく、
長く師弟関係が作れる「恩師」と「弟子」のアカデミースタイルが良い。
3.共に学んだ仲間が「足を引っ張り合う」のではなく、
互いに応援しあえる「仲間」となって行って欲しい。
この3つを実現出来るような「ツナグ人育て」が出来る、
メソッドがあったならば、
「私という名を残さなくてもいい」という人も、
変化に柔軟なビジネスを待っている人も、
1回だけの付き合いではなく、長くお付き合いしたい人も、
同じ志で、未来を一緒に描く仲間が欲しい人も、
後継者が欲しい人も、
解決できるたった一つの方法になるのではないか。
すなわち、
「あなたに頼みたい」から
「あなたのチームの誰かに頼みたい」に
変える人育ての方法があるのだと気付いたのです。
「なるほどね、それは少し一子相伝の後継者育成とも
意味合いが違いそう。
でも、何で私にそれが必要なんだ、って思ったの?」
そう質問いただい私には、既にこの人育ての方法こそ、
斎藤さんに必要だ!と思った理由がありました。
ツヅク。
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